2023年1月オープン!杉乃井ホテル「宙館」レビュー記事はこちら

柔道・古賀稔彦さんの「育てる技術」@子育ての迷いが晴れるおすすめの本

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

こんにちは! マス太(@masutablog)です。

子供が幾つになっても親を信頼して、何でも相談できる関係

それって僕の憧れなんですが、、、そんな理想の親子関係ってあんまり周りで見たことないんですよね。

今回はそんな親子のつながりについて、すごく腑に落ちた本に出合えたので紹介します。

 

目次

柔道・古賀稔彦さんの「育てる技術」@子育ての迷いが晴れるおすすめの本

 

今回僕が読んだのは、柔道・古賀稔彦さんの「育てる技術」という本。

古賀稔彦さんと言えば、1992年バルセロナオリンピック柔道男子71kg級金メダリスト。

↓柔道界のレジェンドです↓

[youtube id=”2oGEHgnr9Q8″ align=”center” mode=”normal”]

 

僕と同じアラフォー世代でスポーツ好きだったら、知らない人のほうが少ないんじゃないかな?

僕は当時から爽やかなルックスと小さい体で豪快に相手を投げ飛ばす古賀さんが大好きだったんですよ。

そして、その古賀さんが20年以上経って、子供を持ちパパになった僕に「古賀流の子育て論」を投げてきたもんだから、反射的に受け身・・・ではなく受け取ったってわけです。

そして、読んでみた率直な感想。

古賀稔彦さんは柔道だけではなく、子育ての考え方も超一流だった!!

僕がそう感じた理由と、めちゃくちゃ響いた3つのキーワードをこれから書いていきます。

 

子供との関係を悪化させるありがちな声かけ

 

以下本文引用

また私は家庭では子供の柔道に対する取り組みに口を出すたぐいの話はしません。柔道の話をするのは試合会場や道場だけ。そういった線引きをしています。

大会などでどんな結果だったとしても怪我がなかったか?体調は大丈夫か?次の大会に向け頑張ろうね、など子供たちにとって一番、安らぎを感じられる場所や時間を提供していけるように心がけています。
ですから、柔道のアドバイスなどはほとんどありません。

ここは読み始めて、まずびっくりした点。

僕の経験としても、親ってたいてい子供の試合や大会終った後は結果のみを見て、
「あそこがダメだった!」
「ここでこうしとけば・・」
みたいなダメ出しが家でもあるじゃないですか?

僕もすごくそれがストレスに感じてた時があったけど、そういうもんだと思ってた。

でも古賀さんは、”家は子供に安心を与える場”であって、意識的に柔道のアドバイスを避けているという考えに目から鱗。

何度も言うけど、古賀さんオリンピック金メダルですからね!師匠としても親心としても、当然柔道のこと、もっともっと伝えたいはずですよ。

それを、子供の安心できる場所って、、マジすげーーーっ!

ホンマ感動やし、もし自分が試合やらテストやらで不本意な成績で家に帰ったときにこんな声かけしてもらったら、死ぬほど嬉しいと思う!

結果ばかりに注目せず、子供が心から安心できる場所を提供する。

これ難しいけど、ぜひ意識していきたい。

そのために、安心できる場所とは?って所を僕自身が勉強していかないといけんな!

 

子供を産むことと親になることはまったくの別物

 

以下本文引用

常々、古賀道場のコーチにも言っていることですが、大人といえども人生一生、未熟者。

自分自身も未熟だと思うからこそ、学ぶことができますし、自分が未熟だからこそ未熟な子供たちを見ても一緒に頑張ろうと思える。自分をいつも未熟者だと思えるからこそ、常に学ぶ心を忘れない自分がいるのです。

読者の皆さんには、子供にだけ学ばせようとするから親がストレスを感じるのだということに気づいていただければと思います。

親として上から目線を持ってしまうと、子供はストレスを感じるものです。

 

うわーもうこれこれこれこれ!!

これが子育て、というか他者と交わって生きてく上で一番大切なことじゃん!

親はたまたま子供より30年早く産まれただけで、親と子で人間性に大きな優劣なんてある訳ない。
それもそのはず。だって半分は自分のDNAなんだもん。

それを上から目線で子供にあーしろ、こーしろって言ったって、素直に聞くのはいろんな感情が芽生える前の幼稚園くらいまでじゃないのかな?

小学生くらいになれば、普通に知恵がつき、

「いやいや、あんたもちょっと早く産まれただけで、私とたいして変わんねーから!」

ってツッコミ入れられるのがオチ。
響くわけないよね。。これすごい納得。

親と子供の関係って、

普段の生活の中で、唯一自分(親)のエゴをダイレクトに他者(子供)にぶつけることができる関係

だと僕は思う。

そして、親と子で本来立場はフラットなはずなのに、

・うまくしゃべれないから?

・自分にすりすり寄ってきてくれるから?

親が絶対的に上の立場だと勘違いしやすい(というか誰も指摘してくれないからね)関係なんですよね。

最近は核家族が当たり前で、家の中にパパ・ママ・子供以外の人が一緒にいる方が少ない。

そんな閉ざされた空間の中で、自分は未熟者だから子供以上に勉強してます!って自信を持って言える親ってどのくらいいるんだろう?

少なくとも僕は言えないです。さらに子供に偉そうに言ってるけど、実は同じようにやれてないことがけっこうあります。

 

子育てって、答えがない。

 

だから、ホントは会社で一人前になるために必死で学ぶのと同じくらい、いやそれ以上に勉強しないといけないんですよね。

親になれることと、子供をしっかりした大人に導けることはまったく別物。

あー、俺知ったかぶりで上から目線の自己満パパ気取ってたんかなー。。(;´Д`)

少なくとも、古賀さんのメッセージ受け取ったことで、子育てについて積極的に学ぶことは実行に移していこう!

 

matome

いや~、子育てまだまだスタート段階で「育てる技術」に出合えて良かった~♪

その名の通り、子供を育てるには理論に基づいた技術がいるんですよ!

自分の分身に教えるんですから、自分がされて嬉しいことは?ウザいことは?

この目線で考えることの大切さを学びました。

古賀さんの境地に至るにはまだまだ先が長い超未熟者の僕ですが、、、できることから一つずつ!

まず自分が子供以上に学んで、夫婦のような「親子で互いにリスペクトしあえる関係」にしていきたいな~って強く感じました。

今ここまで読んで頂いて、心にザワッと波風が立ったあなた!
ぜひこの本で子育ての本質学ぶことから一緒に始めませんか?

これはホンマに名著!おすすめです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次