今回は先日書いた娘の突然の下痢・腹痛・微熱症状の原因について、経過をお伝えしていきます。
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子供の下痢・腹痛・微熱/病院での培養検査結果について
さて、月曜日にかかりつけの病院へ行き抗生剤を処方してもらい帰宅したのですが、午後から私もひどい下痢症状に見舞われ完全にダウンしておりました。
月曜日は娘ももちろん症状は悪く、「お腹いたい~」泣いてばかりで私もフラフラになりながらの看病。
火曜日はもちろんのこと、幼稚園をお休みし水曜日もダウンしておりました。
が、しかーし!
忘れてはいけない次女ちゃん。2歳の次女ちゃんはとても元気なのです・・・。
元気なのはとてもいいことなのですが、フラフラでぐったりしている私の元へ来て「ねぇ~絵本読んで~読んで~」攻撃はとっても辛かった・・・・。
ただ、一つ笑えたのはぐったりしていてお昼が過ぎたことに気が付かなかった私に向かって、
「ねぇ、っていうかお昼ごはんまだ???」
って言ったんです。 思わず笑ってしまいました。 2歳児で「っていうか」って・・・・(汗)
この一言で「頑張ろう、私しかいないんだ・・・」って思い、重たい腰を上げました。
そして検査結果が出る木曜日。 夕方病院へ向かいました。
培養検査の結果を聞きに・・・・・・
先生「お母さん、亀とか飼っていますか??」
私「いえ」
先生「じゃ、ザリガニとか捕まえたりしました??」
私「いえ、そんなことはしてません」
先生「幼稚園に動物います?」
私「うさぎがいます」
先生「うさぎか・・・・うさぎじゃ感染しないな・・・」
私「何ですか?何に感染してたんですか?」
先生「これはねー・・・・サルモネラ菌ですよ 」
サルモネラ菌って何?症状は?
聞いたことあったけど感染したのは初めてで(いや、検査したこと今までなかったからあったかもしれないけど)
どんな菌でどこから感染するか等を説明を受けました。
そうです。ウイルス性じゃなく細菌性だったんです。
簡単に言うと食中毒ってことです・・・・。
とってもショックでした。
だって私が気をつけていればきっと防げた病気です。
ウイルス性ならあちらこちらに菌がウヨウヨしているんだろうけど、細菌性は家のまな板や包丁などに付着した菌が何らかの形で人間の口に入ってしまい悪さをして、その結果胃腸炎になるんです。
今回のことでとっても反省したし、これからは定期的に消毒をきちんとしていこうと決めました。
細菌性胃腸炎について
細菌性胃腸炎とは細菌による胃腸炎のこと。
熱が出たり、腹痛・嘔吐・下痢が見られる。
血便を見ることも多く、ときに重症になります。
原因の細菌としてカンピロバクター・サルモネラ・病原性大腸菌・腸炎ビブリオなどがあります。
カンピロバクターは鶏肉や犬・猫・ハムスター、サルモネラは卵・肉・亀、病原性大腸菌は牛肉などが感染源となります。
※かかりつけの病院からもらった資料より抜粋
治療
便の培養検査の上、抗菌薬・整腸剤を処方。嘔吐や下痢、腹痛が強いときは入院が必要になる。
家庭で気をつけること
①食べ物 便の様子を見ながら少しずつ消化の良い食べ物を与えていく。
②お風呂 下痢がひどい時は、「消耗防止」と「脱水予防」のために控えたほうが良い。
お尻がかぶれてきたらシャワーでお尻だけあげてください。
③手洗い をしっかりして家族に移らないようにしましょう。
注意点
嘔吐や下痢を繰り返しぐったりしていた時、血便や高熱が続くときは早めに病院を受診しましょう。
また、細菌性胃腸炎にならないためには肉や卵は加熱して食べること。
生肉を調理したまな板や包丁は熱湯をかけたりして消毒をしましょう。
娘の腹痛・下痢が始まって明日でちょうど1週間ですが、いまだ下痢は一日一回に減りましたが続いています。
幸い食欲が戻ってきたので元気になりましたが、刺激の強いものや油っこいものなどは控えています。
これから夏場になり、またいろいろな食中毒の季節になります。
お子様を持つご家庭ではいつも以上にしっかりと除菌し、家庭内での細菌感染を防いで欲しいと思います。
とりあえず最近話題の加湿しながら除菌って方法を取り入れてみようかな。
愛する子供のため。いろいろ試してみなきゃ。
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