今回はSNS上で話題になっていた『超現代語訳・戦国時代』という本を読んでみました。
印象に残った文章とともに感想を書いていきます。
『超現代語訳・戦国時代』3つのおすすめポイントはココ!
歴史上の人物に異常な親近感がわく!
この本はタイトル通り、普段僕が話しているよりも、もっと若い、中高生言葉で歴史上の人物のやりとりが描かれています。ここが最大のウリね。
例えば、かの有名な関ヶ原の戦い前の徳川家康とそれに従う武将たちのやりとりはこんな感じです。(LINE風で引用しま~す)
www どうですか?めっちゃリアルな情景が思い浮かびません??
関ヶ原の戦いは徳川家康と石田三成が天下統一をかけて戦ったこと は知っていたけど、まあこの大バトルの裏が面白いこと。
運命と命を懸けた戦いに面白いは失礼かもしれないけど、 ここまで前のめりになって関ヶ原の戦いに興味を持てたのが、 わたくし初めなもので。
教科書だと1ページ(下手すりゃ数行) に閉じ込められた内容の中に、葛藤・嫉妬・ 見栄といった超泥くさい人間ドラマがこれでもか! と散りばめられてたんですね~。
堅苦しく、形式的な言葉を今風の話し言葉に変えるだけ(まあだいぶ脚色はしてありますが)で、こうも歴史が頭に入ってくるとは!ブラボー!アンビリーバボー!!
これ読んで大河を見ると、また全然違った見方ができて3倍楽しめますよ♪
歴史を通り越して、伝え方の本質が分かる!
僕は現在、某私立高校で職員として働いております。
なので、「先生」という立場でこの本を読んだときに新たな気づきがありました。
それは、
”相手に伝わらないものは、記憶にも残らないし、財産にもならない”
ということ。
ここは先日紹介した、キングコング西野亮廣さんの「魔法のコンパス」でも同じことが書かれてたっけ。
↓ 実際に読んだ感想はこちら ↓
何が言いたいかというと、この本がすっごく話題になっていることに対して、伝えることを生業としている人(特に先生)は「やべーな。これは」っていう危機感を持ちましょう!ってこと。
だって授業がめちゃくちゃ面白くて、分かりやすければ、『超現代語訳・戦国時代』はここまでヒットしなかったはずです。
いやだからね。
それはひとりよがりで、伝えるくふうが足りないんですってば!!
受験勉強という競争を勝ち抜かせるために、テストに出るポイントを必死で覚えさせるのももちろん大事なんだけど、勉強の本質をいかにドキドキ・ワクワクの要素に溶け込ませて興味付けできるか?
ここが伝える側の腕の見せ所ですからね。
あ、ここに関しては
こうお嘆きの中堅サラリーマンのあなたや、
我が子にこんな言葉を日常的に投げかけている、子育てママのあなたも同じです。
「あ~、俺(私)の伝え方が悪かったんやな~。ごめんな~。」
この謙虚な姿勢で、伝える力をパワーアップさせていけば、今悩んでいる人間関係の80%は解決できますよ!
授業にしても、このまこぱぐブログにしても、「面白くて、分かりやすい」表現をもっともっと学んでいく所存でございます。押忍。
人生の道しるべとして歴史を学ぼう!
『超現代語訳・戦国時代』を読んで、改めて歴史の面白さに気づいたわたくし。
で、「なんで歴史って面白いのか?」自分なりに考えてみたんですけど、
「命(いのち)」
っていうキーワードが頭に浮かんできました。
ホント当たり前のことですが、命あるもの必ず死にます。
そして、現代を生きる僕たちよりも、戦国時代の方々は死を強く意識していたに違いありません。
”限りある自分の命を何のために使うか”
今日明日どころか、「生」という時間枠を飛び越えて、「死」の側から今の自分を見たとして・・・
あ~、マジで定時が待ち遠しい労働だったり、他人の陰口叩いて自分の優位性確認したりする時間なんてない!ないない!!
”好きなこと多め”の人生を、まず自分自身がドキドキ・ワクワクして過ごす。
そして、そのドキドキ・ワクワクを隣の大切な人たちへ繋げて循環させていく。
ブログの中では何度となく言っていますが、これが僕の人生のミッションです。
改めて自分の残りの命はここに使っていきます!
「あなたは限りある自分の命、何に使っていきますか?」
う~む。今回も自分の気持ちが先走り過ぎて、話が飛躍しすぎても~た(∀`*ゞ)テヘッ
まあとにかく、『超現代語訳・戦国時代』は歴史が苦手でずっと避けてきた方にはホントにおすすめです!
アハハハと笑いながら、自分の人生を見つめ直してみてはいかがですか~?